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「今から大学に入って勉強し直せば、人生を変えるのも夢じゃないかも!」
あなたもそう思ったことはありませんか?
こんにちは。
りかれんとぱーくのナビゲーター、Nikoです。
かつて大学で学んだ人なら「もう一度…」
大学へ行かずに社会人になった人なら「今からでも…」
大学で勉強したい!
そう考えたことのある人は多いのではないでしょうか。
とは言え、時間もお金も限られている社会人。
「働きながら、家庭を守りながら、大学で勉強するなんて無理だよなあ」
そんな迷える社会人を救うのが通信制大学です。
通信制大学は学費が格安なのに、卒業すれば通学制と同様の学位が取得できる、コスパ抜群の大学教育課程。
しかも、メリットは学費の安さだけではありません。
- 学費が安い
- 地理的・時間的な制約が少ない
- 入学試験がない
- 入学時期が年2回
- 編入学が可能
- 一科目からの履修もできる
- 免許や資格取得につながる
- 時間管理・自己管理の力が身につく
- 読解力、文章力が身につく
- 色々な職業や年齢の人と交流できる
この記事では、学費を始め、通信制大学のメリットについて解説していきます。
デメリットや注意点についても説明していますので、ぜひ最後までお読みください。
- 通信制大学とはー入学資格や学習方法
- 通信制大学の10のメリット
- 自分に合った通信制大学の選び方
- 通信制大学のデメリットと注意点
通信制大学とは
通信制大学は正規の大学教育課程
通信制大学(大学通信教育)は、文部科学省が認定する正規の大学教育課程。
学校教育法が制定された1947年に「教育の機会均等」の目的で設けられました。
通信教育を行う私立大学および私立短期大学は、特殊法人の放送大学を含めて56校。
(現在、学位が取得できる通信制大学はすべて私立大学)
出所:令和4年度全国大学一覧 令和4年度全国短期大学一覧
(通信制大学・短期大学は「その他」、放送大学は個別の項目に分類されています)
在学スタイルは、卒業して学位取得を目指す「正科生」「本科生」など(呼び名は大学による)と、特定の科目だけを履修する「科目等履修生」に大きく分けられます。
卒業すれば通学制と同様の「学士」の学位(短期大学は「短期大学士」)が取得できます。
※以下、この記事内では「大学」と表記した場合は主に4年制大学を指します。
通信制大学の学生数は約22.4万人、短期大学は約2.2万人。
出所:学校基本調査 / 令和5年度 高等教育機関 学校調査 大学通信教育
リカレント教育の普及もあり、今では幅広い年齢層の社会人が学び直しに利用しています。
通信制大学の入学資格
学位取得を目指す課程(正科生、本科生など)に入学するには、原則として大学入学資格※1が必要です。
科目等履修生は、大学入学資格が必要な場合や18歳以上の年齢資格だけでよい場合など、大学によって異なります。
大学入学資格がなくても入学できる「特修生」という制度を設けている大学もあります。
入学後に単位修得や認定試験合格を経て、あらためて正科生に入学できるため、最初のモチベーションを維持しながら学位取得を目指せます。
※1大学入学資格:高等学校または中等教育学校卒業、あるいは高等学校卒業程度認定試験[旧大学入学資格検定]合格など。
参考:文部科学省高等教育局大学振興課 令和元年 「大学入学資格ガイド」(PDF)
学習方法は4種類
通信制大学の学習方法は文部科学省の規定により、以下の4種類が決められています。
- 印刷教材等による授業
テキストを学習し、課題のレポートを提出して添削と評価を受ける。 - 放送授業
テレビ放送やラジオ放送を使った授業。 - 面接授業
いわゆるスクーリング。最近はオンラインで行われることも多い。 - メディアを利用して行う授業
講義の映像がアーカイブやオンデマンド、ライブなどでインターネット配信される。
何度でも繰り返し視聴できるのが利点。
では通信制大学のメリットについて、順番に見ていきましょう。
通信制大学 10のメリット
1 学費が安い
文部科学省の2023年度のデータによると、私立大学(通学制)の平均の初年度納付額(入学料+授業料)は約120万円。4年間の総額は約400万円になります。
社会人にとってもかなりハードルが高い数字ですよね。
一方通信制大学は、大学によってかなり幅はあります※2が、初年度納付額は20万円前後、4年間の総額は50万円台~100万円台が多くなっています。
一般的に、通学制の約4分の1と言われています。
国立大学の4年間の学費、約240万円と比較しても破格の安さです。
私立大学【通学制】・国立大学の学費(入学金+授業料)との比較
初年度 | 4年間 | |
私立大学 【通学制】 | 約120万円 | 約408万円 |
国立大学 | 81万7800円 | 242万5200円 |
通信制大学 | 20万円前後 が多い | 50~100万円台 が多い |
出所:文部科学省「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」
文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移 」(PDF)
以下は大学ホームページに掲載されたシミュレーション金額(目安)の例。
スクーリングや面接授業の回数などによって総額は変わってきます。
慶応義塾大学 ー 86万円(必要最低金額)
・固定学費(入学金+在籍基本料+授業料)が71万円。
・スクーリング(30単位)の受講料が15万円。
慶応義塾大学 通信教育課程の公式サイト
放送大学 ー 約77万円 (2024年度からの改訂料金)
・入学料+卒業に必要な124単位の授業料。
※放送大学は科目ごとの授業料になっています。
放送授業1科目(2単位)12,000円
面接授業(1単位)6,000円
放送大学の公式サイト
近畿大学(法学部)ー 72.2万円
・入学金+授業料+諸費用が71.2万円、入学選考料が1万円。
※近畿大学の授業料にはスクーリングや科目試験などの費用も含まれます。
諸費用は面接授業テキスト代、卒業ゼミナール宿泊費など。
近畿大学通信教育部の公式サイト
学費の割引システムや独自の奨学金制度を設けている大学もあります。
具体的な必要額は各大学のホームページや入学案内などで確認することをおすすめします。
【PR】働きながら大卒資格や教員免許を取得したいあなたにオススメの通信制大学!
各大学の情報を調べるには、文部科学省のサイト「マナパス」も便利です。
学びたい分野や取得したい免許・資格、学費などから通信制大学を絞り込んで検索し、詳細情報の確認が可能。
各大学ホームページへのリンクもあります。
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は、通信制大学の学生も「給付型」「貸与型」ともに対象となります。
詳細は日本学生支援機構のホームページでご確認ください。
独立行政法人 日本学生支援機構
厚生労働省の教育訓練給付は、「科目等履修生」が「一般教育訓練」の対象になります。
教育訓練給付についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
資格取得などの費用が最大70%支給される教育訓練給付とは?
2 地理的・時間的な制約が少ない
通信制大学は毎日通う必要がないので、大学の立地条件はそれほど問題にはなりません。
正規課程の卒業までに必要な124単位のうち、30単位(短期大学は20単位)はスクーリングや面接授業で取得する必要がありますが、多くの大学が国内各地に会場を用意しています。
また、オンラインによるスクーリングを行う大学も増えており、一度も通学せずに修了できる場合もあります。
また、基本は自宅での学習なので、時間的な制約もほとんどありません。
仕事との調整ができれば、働きながら学べるのが大きな特徴です。
3 入学試験がない
通信制大学にはいわゆる筆記テストなどの入学試験はなく、書類審査が原則です。
書類は入学志願書、最終学歴の成績証明書・卒業証明書(高校の調査書など)、志望理由書などが一般的です。
これ以外に、健康診断書の提出や小論文、面接などが課される場合もあります。
勉強がしたくて目指すとは言え、受験勉強をしなくていいのは正直助かりますよね。
その代わり、しっかりと向き合いたいのが志望理由書です。
なぜ大学で学びたいのか。
志望理由書で目的を再確認しましょう。
4 入学時期が年2回
通信制大学の入学時期は基本的に4月と10月の年2回。
出願期間も2カ月から半年と余裕のある大学が多いため、学びたいと思ったタイミングを逃さずチャレンジできます。
5 編入学が可能
通信制大学の多くに編入学の制度があります。
すでに大学や短期大学、専門学校を卒業している場合に、修得済みの単位が通信制大学の単位として認められ、2年次または3年次(大学により4年次も)に編入できるというしくみです。
大学や短期大学を中退の場合も、2年次以上に編入できる場合があります。
「4年は長いよなー」と二の足を踏んでいた人も、ちょっと気が楽になるのでは?
ただし、編入学ができるかどうかや、編入学の年次、修得単位の認定などは大学により異なるため、希望の大学・短期大学に確認が必要です。
6 1科目からの履修もできる
「専攻分野の選択はこれでいいのか?」
「仕事や家庭と両立できるか?」
など、いきなり正科生や本科生として入学するのはちょっと不安もありますよね。
そんなときは「科目等履修生」でスタートするのがおすすめです。
「科目等履修生」なら、お試し感覚で好きな科目だけを履修する、資格取得に必要な科目を選んで履修するなど、柔軟な学び方が可能。
その後、正科生や本科生として入学した場合は、修得した単位を卒業に必要な単位として加算されるので、学んだ時間がムダになりません。
7 免許取得や資格取得につながる
通信制大学では教員免許を始め、様々な免許・資格や受験資格が取得できます。
ただし、取得できる免許・資格は大学により異なります。
■通信制大学で取得できる主な免許・資格および受験資格
主な教員免許 | 高等学校教諭・中学校教諭・小学校教諭 幼稚園教諭・特別支援学校教諭・養護教諭 |
主な資格 | 博物館学芸員・認定心理士(ともに学位が必要) 図書館司書・保育士 社会福祉主事任用資格 など |
主な受験資格 (実務経験が必要な場合あり) | 社会福祉士・精神保健福祉士 公認心理士・建築士 など |
幼稚園教諭
幼稚園教員養成課程(教育学部や児童教育・児童心理系の学部など)のある大学で所定の単位を修得すると、一種免許が取得できます。短期大学の場合は二種免許が取得できます。
小学校教諭
初等教育教員養成課程(教育学部など)のある大学で所定の単位を修得すると、一種免許が取得できます。短期大学の場合は二種免許が取得できます。
中学校・高等学校教諭
教職課程のある大学で所定の単位を修得すると、一種免許が取得できます。短期大学で取得できるのは、中学校教諭の二種免許だけです。
免許や資格取得までの具体的なルートは、学歴や希望する免許・資格の種類、大学側の体制によって異なるため、個別の検討が必要になります。
また、免許や資格の取得には実習が必要なものもあり、仕事を休んで出席できるかどうかも重要。
たとえば、小学校教諭の教育実習は毎年5~6月または9~10月に4週間と決められています。まとまった休みが取れるかどうか、職場に確認する必要があります。
- 司書資格を取得するには
文部科学省「司書について」 - 学芸員資格を取得するには
文化庁「学芸員になるには」 - 社会福祉士の受験資格を取得するには
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
・社会福祉士国家試験 受験資格取得ルート - 精神保健福祉士の受験資格を取得するには
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
・精神保健福祉士国家試験 受験資格ルート - 公認心理士の受験資格を取得するには
厚生労働省 公認心理士内の資料「受験資格取得方法について」PDF
8 時間管理・自己管理の力が身につく
通信制大学は卒業するのが難しいと言われていますが、無事卒業した人からよく聞かれるのがこの言葉です。
自分のリズムで自由に進められるのは魅力ですが、裏を返せば時間管理は自分でしなければならない、ということ。
しかも仕事や家事もこなしながらとなると、その難しさは容易に想像できますよね。
ここで挫折してしまう社会人が多いのも事実です。
しかし、時間のやりくりを工夫することで、「時間管理・自己管理の力が身につく」とすれば、大きなメリットに違いありません。
9 読解力・文章力が身につく
これも通信制大学での学習経験者からよく聞く感想です。
通信制大学の基本的な学び方は、テキストや放送授業、メディア講義などで勉強したことをもとに、課題に沿ってレポートを提出するという流れです。
映像教材が増えているとは言え、印刷物の比重は依然として高いようです。
入学手続きをしたら、段ボールいっぱいのテキストがドンと届いて圧倒された、という話もよく耳にします。
基本のテキストだけでなく、指定された参考文献や自分で探した参考書を読みこまないとレポートが書けない場合もあります。
テキストの内容理解に加え、課題で何を求められているかも正確に理解する必要があります。読解力が鍛えられるわけですよね。
レポートは論理的な文章が求められます。基本的には論文の形式「序論➡本論➡結論」に則って、2000字程度にまとめる場合が多いようです。
レポート作成で論理的な文章力が養われれば、仕事でも理路整然とした、説得力のある文章を書くのに役立ちます。
通信制大学卒業生からは「これだけでも大学で学んだ甲斐がある」という声も聞きます。
10 色々な職業や年齢の人と交流できる
通信制大学では幅広い年齢層や職業の学生が学んでいます。
年齢層では、一般的な大学生年齢である18歳から22歳が18.4%と最多ですが、40歳から49歳も約18.3%と、ほぼ同じ割合を占めています。
また、下のグラフでわかるように、20代から60代以上の各年代とも15%前後と、大きな差はありません。
年齢差があるのに上司でも部下でもない「学友」という関係は新鮮で、刺激を与え合う存在にもなるでしょう。
職業も教員、公務員から、会社員、自営業、自由業、無職まで様々です。
職業が異なればお互いに知らなかった世界と出会え、視野が広がります。
ただし通信制短期大学の年齢層は18歳から22歳までが6割近く(61.5%)を占め、職業も無職が約6割(62.2%)となっています。
出所:文部科学省「令和5年度 学校基本調査」
通信制大学の選び方
学ぶ目的に合っているか
当然ですが、学びたい分野や取得したい資格など、目的に合う学科があるかは最重要です。
同じ資格を目指す場合でも、編入学の条件(学歴や修得済単位)や編入できる年次などは大学によって異なります。
資格取得や卒業までのルートや必要年数が変わってくるため、確認しておきたいポイントです。
各大学のホームページを確認し、候補の大学は入学案内を取り寄せて比較検討しましょう。不明点があれば大学に直接問い合わせることも必要です。
説明会を開催している大学もありますので、可能であれば参加してみるのがおすすめです。
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学費と奨学金制度
学ぶ目的と同じぐらい大事なのが学費です。
学費はメリット1でも述べたように、大学によってかなり幅があります。
入学金や授業料以外に必要な、スクーリング費用なども大学ごとに異なります。
編入料や施設設備費、教材費、実習費などが別途必要となるケースも一般的です。
多くの大学は在学年数が長くなると学費も加算されます。
一方、放送大学やサイバー大学のように科目や単位ごとの授業料計算で、何年在学しても関係がない場合もあります。
大学の学費シミュレーションなどを見る際には、含まれている項目や前提条件に注意しましょう。
スクーリングや学習サポートの体制
スクーリング(面接授業)は文部科学省の「大学通信教育設置基準」で定められているため、ほぼすべての通信制大学で実施されます。
正規課程の卒業までに必要な124単位のうち、原則として30単位以上(短期大学の場合は20単位)をスクーリングで取得しなければなりません。
スクーリングは平日昼間以外にも夜間や土日に開催している大学もあります。
多くの大学が全国の複数カ所に会場を設けていますが、スクーリングの日数や回数、交通費や宿泊費なども含めて、参加しやすいかを考える必要があります。
最近はオンライン型のスクーリングも増えているので、忙しい社会人にはありがたいですよね。
ただし、教授や他の学生と直接交流の機会が少ないのはデメリットかもしれません。
サポート体制も大学により様々です。
常勤の専任教員が個別で学習サポートを行う大学や、生活相談から学習相談、就職支援までのサポート体制を敷いている大学もあります。
ただし、すべての通信制大学で十分なサポートがあるわけではありません。
詳細は各大学の公式サイトや入学案内などで確認することをおすすめします。
通信制大学のデメリット
ここからは、通信制大学のデメリットについて解説していきます。
卒業が難しい
通信制大学は卒業率が低いことでも知られています。
正規課程の学生数約16.3万人に対して、卒業者数は約1.7万人と、わずか1割強。
出所:文部科学省「大学通信教育制度について」令和2年12月
「学費が安い」「地理的な制約が少ない」「入学試験がない」といったメリットは入学時のハードルを大きく下げてくれますが、言い換えれば、軽い気持ちでも入学できてしまうわけです。
入学のハードルは低くても、取得できる学位や資格は通学制と同じですから、入ってからの勉強量に変わりはありません。
入学してからこのギャップに気づき、続けられなくなってしまう人が多いのも、残念ながら通信制大学の特徴です。
真剣な気持ちで入学したが、予想以上に仕事や家庭との両立が難しく、あきらめざるを得なかったという人も多いでしょう。
その代わり、卒業したこと自体が評価される、というポジティブな面もあります。
イメージで損をすることがある
通信制大学のことをよく知らない人からは、残念ながらイメージだけで判断されることがあります。
「学費が安いということは中身も薄いのではないか」「値段相応のことしか学べないのではないか」などと間違った思い込みの人もいます。
入学試験がないので、「難関大学の入試に合格した人」という評価が受けられないのは仕方がありません。
それは納得済みだとしても「相手が勝手に通学制卒業だと思い込み、あとで通信制とわかってがっかりされた」という話も聞きます。
履歴書に「通信課程」の記載は必須ではありませんが、誤解を与えたくなければ最初から明記したり、明言しておくのも一つの方法です。
いずれにしても、相手がどう思うかをコントロールすることはできません。
あなたが「大学で学びたい」ということが最優先です。
通信制大学の注意点
注意点についてはそのつど触れてきましたが、「通信制大学」という選択をする前に、大事なポイントをチェック形式で確認していきましょう。
学ぶ目的は明確か
卒業率が低い通信制大学ですが、挫折せずに卒業できるのは、やはり目的意識が明確な人です。
免許や資格取得のための科目履修だけでも、勉強量は通学制と同じです。
勉強が専業ではない社会人の場合、目的が曖昧では初志貫徹は難しいことは承知しておいた方がよさそうです。
大学ごとに異なる制度は理解したか
学費は基本の金額だけでなく、システムも大学により様々です。
授業料が半年や1年ごとの金額であれば、在籍年数が延びると総額も増えていきます。
スクーリング費用も1科目5,000円~25,000円程度と、大学や科目によって幅があります。
各大学の学費シミュレーションは、最低必要額で計算されている場合もあるので、条件などをよく確認するようにしましょう。
編入学の制度や資格取得のルートも一律ではありません。
同じ資格を目指す場合でも、編入学の条件(学歴や修得済単位)や編入できる年次などは大学によって異なります。
資格取得や卒業までのルートや必要年数が変わってくるため、確認しておきたいポイントです。
サポート体制は大丈夫か
スクーリングの場所や時間はもちろん、孤独になりがちな大学生活を支えてくれるサポート体制は重要です。
必ず確認するようにしましょう。
また、大学のサポート体制だけでなく、家族や周囲のサポート体制も忘れてはいけないポイント。
理解や協力を得たい人には、事前の説明を十分にすることが大切です。
実習のための休みがとれるか
免許や資格の取得を目指す場合は、実習が必修科目になっている場合があります。
実習の時期や期間は学校に確認し、休みが取れるかどうかは予め職場に確認しましょう。
時間管理や自己管理の覚悟はあるか
学ぶ目的が明確でも、現実に社会人と学生の二足、三足のわらじは大変です。
特に、時間の使い方に関しては頭の切り替えが必要です。
家族や友人との付き合い、自分の楽しみのためなどに使っていた時間の大半は、勉強時間へと変わっていくでしょう。
様々な犠牲がともなうことは避けられません。
勉強を最優先にするぐらいの覚悟があるかどうか、今一度自分に問いかけてみてください。
まとめ
通信制大学にはたくさんのメリットがありますが、デメリットや注意点もけっこうありますよね。
実は、メリットとデメリットは表裏一体だということにもお気づきいただけたのではないかと思います。
通信制大学のメリット10
- 学費が安い
- 地理的・時間的な制約が少ない
- 入学試験がない
- 入学時期が年2回
- 編入学が可能
- 一科目からの履修もできる
- 免許や資格取得につながる
- 時間管理・自己管理の力が身につく
- 読解力、文章力が身につく
- 色々な職業や年齢の人と交流できる
通信制大学のデメリット
- 卒業が難しい
- イメージで損をすることがある
通信制大学の注意点
- 学ぶ目的は明確か
- 大学ごとに異なる制度は理解したか
- サポート体制は大丈夫か
- 実習のための休みがとれるか
- 時間管理や自己管理の覚悟はあるか
デメリットや注意点を知った上でメリットを最大限に生かせば、通信制大学はあなたの人生を変えてくれるかもしれませんよ。